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環境省、宮城から横浜に災害廃棄物を鉄道輸送

2019年11月27日 (水)

▲小泉進次郎環境相

環境・CSR小泉進次郎環境相は26日の大臣会見の中で、台風19号とその後の大雨による災害廃棄物について、広域処理の進捗状況を報告した。

環境省は26日現在、千葉県から神奈川県、長野市から富山県・宮城県、長野県千曲市から三重県・愛知県、栃木市から和歌山県内の処理場へ災害廃棄物を輸送して広域処理を行っているが、同日から鉄道輸送を利用した広域処理を宮城県仙南地域から横浜市の間で試験的に開始した。12月上旬からは1日あたり最大20トン、週100トンの搬出を目指す。

また、28日から新たに静岡県伊豆の国市から和歌山県・三重県内の処理場へ輸送する広域処理を開始するほか、福島県・茨城県についても広域処理方法を調整しているとした。同省は、年内に生活圏内から災害廃棄物を撤去することを目指している。