荷主住友ゴム工業は28日、群馬大学の次世代モビリティ社会実装研究センター(CRANTS)と進めている共同研究で、自動運転車のタイヤ空気圧データと管制所の連携が完了した、と発表した。
両者は高度自動運転(レベル4)に対応するタイヤ周辺サービスの研究を行っており、データの連携にはNTTデータが協力した。今回連携が完了したことで、車両が無人の場合でも遠隔でタイヤ空気圧をモニタリングすることが可能となり、パンクなどのタイヤトラブルを予知することができる。
同社は今後、空気圧異常によるトラブルを想定したサービス体制の構築を進めていくという。