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住友商事、北米タイトオイル開発プロジェクトに参画

2012年8月2日 (木)

荷主住友商事は2日、米国の独立系石油ガス開発会社「デボン・エナジー社」(米国オクラホマ州)がテキサス州パーミアン・ベースンで進めているタイトオイル開発プロジェクトに参画する、と発表した。

 

プロジェクトは、テキサス州の13郡にまたがる地域を対象に、15年程度かけて開発される。生産割合は原油6割、NGL2割、天然ガス2割。デボン社が保有する既存権益(リース権、生産中の原油生産井、付帯中流設備)の30%相当を取得する。取得対価13億6500万ドルのうち25%を契約発効時に支払い、残る75%を今後3年間をメドにデボン社の開発費用を肩代わりする形で資金拠出を行う。

 

開発エリアのパーミアン・ベースンは1920年代から在来型の開発が行われており、北米最大の原油の確認埋蔵量(約50億バレル)を誇る。全米の原油生産量の2割、テキサス州全体の原油生産量の7割を占めている。