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常石造船、TESSシリーズ500隻目を竣工

2020年1月9日 (木)

ロジスティクス常石造船は9日、2019年11月に同社のエコシップばら積み貨物船「TESS」(Tsuneishi Economical Standard Ship)シリーズの500隻目となる「SARITA」(サリタ)を引き渡したことを発表した。

▲TESSシリーズ500隻目となったSARITA号(出所:常石造船)

同社のTESSシリーズは1984年に1番船が竣工、3万6000重量トンが主流だった時代にあって、4万重量トン型を市場に投入。それまでの主流であった「オーダーメイド」型から標準船型を設ける「レディメイド」型とし、顧客の用途に合わせて標準船型の中から提案するというビジネススタイルを確立したことで、欧米を中心とした船主に支持された。

その後も改良を重ねながら経済性と汎用性を両立させ、2012年1月に300隻、19年11月に500隻目の竣工を達成した。

サリタ号概要
長さ:200メートル未満
船幅:32.26メートル
深さ:18.60メートル
総トン数:3万6000
主機:MAN-B&W 6S50ME-B9.5
航海速力:13.8ノット