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ギークプラス、ナイキの物流拠点にAI物流ロボ導入

2020年2月4日 (火)

サービス・商品ギークプラス(千葉県印西市)は4日、ナイキジャパン(東京都港区)が「ESR市川ディストリビューションセンター」内に開設したフルフィルメントセンター「The DUNK」(ザ ダンク)に、同社のAI物流ロボット「P500R」200台以上を導入し、稼働したことを発表した。

ナイキの新拠点は広さ800坪(2644平方メートル)。AI物流ロボットを導入したことで、これまで20人の人員が必要だった運用システムを4人まで削減することに成功した。同ロボットは、在庫量に合わせて可動エリアを拡張することが可能で、追加で発生する設備投資のリスクを回避できるほか、荷主・ブランド・カテゴリーなどを合わせた保管シェアリングが可能なため、保管エリアの拡縮が可能となっている。ギークプラスは、短期間でロボット費用の回収が可能としていて、今回の投資費用である1億5000万円の投資は「3年で回収できる見込み」だとしている。


▲ロボットの稼働イメージ

P500R概要
重量:170キロ
積載荷重:600kg
長さ:95センチ
幅:70.2センチ
高さ:27.5センチ
走行速度:1.8メートル/秒
充電方法:自動充電
電力値:リチウムイオン電池38.5Ah
ナビゲーション方法:QRコード
障害回避モード:赤外線センサー、レーザーレーダー
通信方式:WIFI/IEEE802.11b/g/n
最大登坂角度:2.5度