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EVトラック実験に名鉄運輸・エスライン協力、FEVI

2020年4月10日 (金)

環境・CSR中部電力と丸紅が2月20日に共同設立した新会社「フリートEVイニシアティブ」(FEVI、名古屋市東区)は9日、EVトラックの最適運用に関する実証実験を名鉄運輸とエスライン各務原と共同で実施する、と発表した。

(出所:FEVI)

同社は、2021年度までに電動トラック・バスと充電インフラ設備の選定・調達・施工・運用までをワンストップで提供することを目的に設立されており、今回の実証はサービス提供の前段階として、EVトラックの運用に関する知見を得ることに注力する。

具体的には、運行スケジュールに応じた最適な充電方法を検討し、急速充電による車両稼働率の向上効果、電力消費のピークコントロールによる電気料金の抑制効果、車両電動化に伴うCO2削減効果――などを実証。名鉄運輸とエスライン各務原は、三菱ふそうトラック・バスの小型EVトラック「eキャンター」を用いて運行データを収集し、これをFEVIに提供する。

▲急速充電による車両稼働率の向上、電力消費のピークコントロール、CO2削減のイメージ(出所:FEVI)