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連結トラック導入支援など、LEVO補助金公募開始

2020年4月14日 (火)

公募・入札環境優良車普及機構はこのほど、「社会変革と物流脱炭素化を同時実現する先進技術導入促進事業」の公募を開始したことを発表した。

同事業で補助金の対象となるのは、(1)自立型ゼロエネルギー倉庫モデル促進事業(2)過疎地域等における無人航空機(ドローン)を活用した物流実用化事業(3)トラック輸送高効率化支援事業――の3つで、5月14日まで応募を受け付ける。

「自立型ゼロエネルギー倉庫モデル促進事業」は、物流倉庫の省人化・省エネ型機器と再生可能エネルギー設備の同時導入を支援するもので、無人フォークリフト、無人搬送車、太陽光発電設備、蓄電池などの導入が補助の対象となる。補助金の交付額は対象経費の2分の1以内。

「過疎地域等における無人航空機を活用した物流実用化事業」は、荷量が限られる過疎地域などで既存物流からドローン物流への転換を行う事業を対象としており、CO2排出削減・労働力不足への対策・災害時を含む持続可能な物流網の構築――を同時に実現する事業を支援する。補助金の交付額は、計画策定に上限500万円、計画実施に対象経費の2分の1以内。

「トラック輸送高効率化支援事業」では、連結トラック導入支援とスワップボディコンテナ車両導入支援を行っており、ともに導入に必要な経費が補助対象となっている。補助金の交付額は、連結トラック導入の場合、対象経費と一般的なトラック2台分との差額の2分の1以内。スワップボディコンテナ車両導入の場合、対象経費と一般的なトラックとの差額の3分の1以内。