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JMU、次世代省エネ型ばら積船引き渡し

2020年6月18日 (木)

荷主ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は17日、広島県呉市の呉事業所で建造していた次世代省エネ型バルクキャリア「LADY DEENA」(レイディ・ディーナ)を引き渡した、と発表した。

同船は、フランスのダンケルク港に入港できる最大船型で、電子制御エンジンや低摩擦塗料、大直径プロペラの採用により、従来船に比べ大幅な燃費削減を達成。排気ガスを装置内で散布される海水で洗浄し、硫黄酸化物を分離・吸収させ、大気への排出を抑制する装置を搭載することで、硫黄酸化物の排出規制に適合させた。

レイディディーナの概要
全長:292メートル
幅:45メートル
深さ:24.55メートル
満載喫水:18.15メートル
総トン数:9万3575
主機関:MAN-B&W 7S65ME-C8.5 ディーゼル機関1基
航海速力:15.05ノット
定員:25人
船級:DNVGL
船籍:パナマ