認証・表彰国土交通省は28日、ことし3月に運用を開始した内航船の省エネ格付制度について、運用開始後初となる格付けを2隻に対して行ったことを発表した。
格付評価を受けたのは、興亜産業が建造し、青野海運が運航する「光令丸」(499トン)と、本瓦造船が建造し、松田汽船が運航する「興祥丸」(498トン)の2隻。いずれもケミカルタンカーで、CO2排出量に関する基準値より20%以上改善していることを示す最高評価の星5つを獲得した。
今後、2隻に関わる所有者・運航者・建造者・荷主などは、船体や名刺、ホームページなどで格付評価のロゴマークを使用し、環境性能が高い船舶をPRすることができる。