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全ト協、梅雨・台風期の防災対策呼びかけ

2020年6月3日 (水)

環境・CSR全日本トラック協会(全ト協)は2日、梅雨期・台風期を前に防災体制を強化するよう各都道府県トラック協会に通知した。

ことしは新型コロナウイルスの感染防止にも留意する必要があるため、「3つの密」を避ける対策が求められる。また、昨年の「令和元年台風19号」の被害を受けて、日本全国で「避難の理解力向上キャンペーン」が展開される予定となっており、市町村が行う取り組みへ積極的に協力するよう呼びかけた。

一方、足元では新型コロナウイルス感染防止への対応が急務となっていることから、当面の間は地域の実情に合わせて可能な範囲で取り組みを進めるよう求めた。

■中央防災会議が全ト協に通知した対策
(1)防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策の実施
(2)危険か所の巡視・点検の徹底
(3)河川管理施設をはじめとする施設管理の強化
(4)地下空間の浸水対策の強化
(5)道路の冠水・法面崩壊・越波対策の強化
(6)港湾の浸水・コンテナの飛散対策の強化
(7)災害発生のおそれのある場所の周知徹底
(8)企業などに対する避難意識の啓発
(9)水辺利用者に対する情報提供・自助意識の啓発
(10)指定緊急避難場所・指定避難所の周知支援
(11)災害対策本部の機能維持
(12)避難勧告などの発令・伝達、避難判断のための訓練
(13)ボランティアによる支援活動環境整備
(14)関係機関から市町村に対する助言