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横浜冷凍が長崎で冷凍工場竣工、物流拠点も改装へ

2020年6月12日 (金)

▲長崎ソーティングスポット

拠点・施設横浜冷凍は11日、長崎市三京町で建設していた冷凍工場「長崎ソーティングスポット」(NSS)が竣工し、今後「長崎物流センター」を全面リニューアルすることを発表した。

「長崎ソーティングスポット」は、魚種を自動で選別して箱詰めする選別処理ラインと1日あたり166トンを急速凍結できる凍結ラインを設置した「選別棟」と、4800トンの保管能力を持つ「冷蔵倉庫棟」で構成されており、その凍結能力は同社施設の中で最大規模。

▲全面リニューアル予定の「長崎物流センター」(出所:横浜冷凍)

今後は長崎漁港の主要品目であるサバ、アジ、イワシ、イカ、ブリなどの凍結選別に加え、カートン物の生産拡充にも注力し、アフリカや東南アジアなどへの輸出拡大を目指す。

また、同工場の竣工を機に、1983年稼働の「長崎物流センター」を1万2000トンの収容能力と1日あたり53トンの凍結能力を持つ施設へと全面リニューアルする。

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