拠点・施設日本貨物鉄道(JR貨物)は16日、新座貨物ターミナル駅(埼玉県新座市)の構内にコンテナの「積替ステーション」を7月1日に開設すると発表した。
同施設は、鉄道コンテナとトラックの荷物の積み替えを効率的に行うためのもので、コンテナ専用トラックだけでなく、一般的なトラックでも荷物を持ち込めるのが特徴。
新座貨物ターミナル駅の積替ステーションは、同時に7つのコンテナ積替えを行うことができ、これを1日4回転させることで、1日あたり最大28のコンテナ積替えを行うことができる。積替エリアは、前日までに同駅の鉄道利用運送事業者経由で希望個数と時間帯を申し込むことで使用することが可能。
同駅がある埼玉県新座市とその周辺は、関東の消費を支える広域配送拠点が多いため、JR貨物はトラックによる長距離輸送を鉄道輸送に切り替えてもらうことで、トラックドライバーの長時間労働の緩和や働き方改革に結びつけたい考え。
取扱コンテナ:発送貨物・到着貨物(JR12フィートコンテナ限定)
積替エリア:7エリア
利用時間:(1)9時20分~10時40分(2)11時~12時20分(3)13時10分~14時30分(4)14時50分~16時10分
※1回転目は発送・到着貨物取扱、2回転目以降は発送貨物取扱
利用開始:2020年7月1日