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三井E&S、6.6万トン型ばら積み貨物船引渡し

2020年6月26日 (金)

ロジスティクス三井E&S造船は24日、玉野艦船工場で建造していたブロンズマリタイム社(マーシャル諸島)向けの6万6000重量トン型ばら積み貨物運搬船「DRAFTZILLA」(ドラフトジーラ)がこのほど完成し、同工場で引き渡したことを発表した。

同船は、環境対応・低燃費を特徴とする幅広浅喫水船型6万6000重量トン型バルクキャリアー「neo66BC」の21隻目。延べ8万2800立方メートルの容量を持つ5つの船倉に石炭、鉄鉱石、小麦、大麦、大豆をはじめとする多様なバラ積み貨物を積載可能で、荷役用に4基のクレーンを搭載、長尺物やホットコイルなどの半製品輸送にも対応する。

また、主機関には窒素酸化物の排出に関する2次規制を満たす電子制御エンジン「三井-MAN B&W ディーゼル機関7S50ME-B9.3」を搭載し、幅広い出力域で低燃費を実現。硫黄酸化物の排出規制強化に対応した低硫黄燃料油専用のタンクも備える。

「DRAFTZILLA」の概要
全長:199.99メートル
幅(型):36メートル
深さ(型):18.45メートル
総トン数:3万8222
載貨重量トン数:6万6509メトリックトン
主機関:三井-MAN B&W 7S50ME-B9.3 ディーゼル機関1基
航海速力:14.5ノット(常用出力)
最大搭載人員:24人
船級:NK
船籍:マーシャル諸島
引渡日:2020年6月24日