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ノア、LED事業のM&A中止で代替措置

2010年9月7日 (火)

話題ノアは7日、日本エーエムと提携しているLED事業について、提携関係を強化すると発表した。予定していた日本エーエムのLED事業の譲り受けを中止したことに代わる措置で、ノアは日本エーエムから販売代理店の一部と同社のLED事業に携わる従業員の一部移管を受けるとともに、LED商品を日本エーエムから継続的に仕入れることにした。

 

両社は昨年12月に業務提携を開始し、それぞれが得意とするネットワーク機能を複合的・発展的に活用することで、「常時先進的な商品をワンストップで提供できる販売体制」を構築し、LED事業の実績を積み上げてきた。この関係をさらに発展させて業容拡大につなげるため、ノアは8月2日、日本エーエムのLED事業を譲り受ける方針を決定。しかし、買収資金を調達する手段として見込んでいた第三者割当増資が、同社の株価下落により一部の引受先から払い込まれなかったため、十分な資金調達ができなくなり、今月6日になってLED事業の譲り受けを断念すると発表していた。

 

その後、両社で協議した結果「LED市場で早急に事業基盤を強化構築する必要性が高い」との共通認識で一致し、提携内容を強化することで合意したもの。今回の提携強化に対し、ノアは対価として2500万円を支払う。