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いつも.、日立物流と従量課金型EC物流サービス

2020年7月30日 (木)

ECいつも.(東京都千代田区)は29日、日立物流と協業し、EC事業者向けの従業課金型物流サービスを提供すると発表した。

いつも.は、EC事業者向け物流代行サービスのほか、店舗業務の運営代行、コールセンター業務などを手がけており、日立物流は埼玉県春日部市でEC事業者向けの物流共用施設「ECプラットフォームセンター」を稼働させていることから、両社のノウハウ・システム・施設を組み合わせ、小規模EC事業者に初期投資・固定費なしで「大手と同等のバックヤード機能と作業品質」を提供する。

両社が従量課金型の物流サービスを提供することで、小規模EC事業者は物流費を売上と連動した支出にできるほか、「ECプラットフォームセンター」の自動化・省人化機器を使用することで、セール時の出荷量の調整が不要となる。また、AIを活用した倉庫管理システム(WMS)と倉庫設備によって、付加サービスが低額で利用できるメリットもあるという。

▲協業によって提供できるメリット(出所:いつも.)

日立物流は、越境ECサイトを運営するネオ・ウイング(東京都中央区)と共同で、クラウド型物流代行サービス「NEO logi」(ネオロジ)を開発し、6月に提供開始。7月には、物流代行サービスを提供するロジレス(東京都豊島区)との連携を発表しており、EC物流の取り込みを加速させている。

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