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川崎汽船、米ターミナル運営会社の株式を売却

2020年8月5日 (水)

ロジスティクス川崎汽船は5日、同社が70%の株式を保有する米国インターナショナルトランスポーテーションサービス(ITS)の持ち分すべてをインフラ投資ファンドに譲渡する、と発表した。

ITSは、カリフォルニア州のロングビーチ港、ワシントン州のタコマ港でコンテナターミナル事業を運営し、川崎汽船がコンテナ船事業を移管したオーシャンネットワークエクスプレス(ONE)も加盟する協調運航組織「ザ・アライアンス」向けにサービスを提供しているが、コンテナ船事業の移管に伴って関連事業の見直しを進める中で、インフラ投資ファンドに株式を売却することにした。

譲渡時期は10月。株式売却益は200億円で、今期連結決算に特別利益として計上する。