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栗林商船が通期予想公表、最終損失7億円

2020年8月6日 (木)

財務・人事栗林商船は6日、新型コロナウイルスの影響で未定としていた通期業績見通しを発表した。売上高410億円、営業損失7億円、最終損失2億円を見込む。

海運事業は、北海道定期航路が国内経済の停滞で主要貨物の輸送量が減少するとして、大幅な減収減益となる。今後は貨物需要に適した配船形態とトレーラー運航を柔軟に実施し、収益改善に取り組む。近海航路は三国間定期航路を収益の柱として増益を見込む。

ホテル事業では4-6月期の客室稼働率が3.1%と大幅に落ち込み、営業再開後の客室稼働率も15%台で推移。今後も、新型コロナウイルスの感染拡大の収束が見えず、インバウンド需要と国内団体旅行の回復が見通せないとして、大幅な減収減益となる見通し。