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栗林商船、モーダルシフト需要増も減収減益

2024年5月10日 (金)

財務・人事栗林商船が10日に発表した、2024年3月期決算は、売上高が前年比1.9%減の488億8500万円、営業利益が同25.6%減の15億3300万円、最終利益が8.8%減の16億7300万円と減収減益となった。

主力の海運事業は、売上高が3.4%減の451億2900万円、営業利益が39.2%減の6億6000万円。モーダルシフト需要の高まりに応じ、本州間における商品車両の取扱量が増加したが、物価高騰による国内消費減退により、北海道定期航路でシャシー貨物の輸送量が減少したことで減収減益となった。近海航路では、中国経済の回復に時間を要して居ることに加え、運賃市況の低迷が続き、採算性が悪化していることから、減収減益となった。

25年3月期の通期連結業績は、売上高が2.3%増のの500億円、営業利益が2.2%減の15億円、最終利益が34.3%減の11億円と増収減益と予想している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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