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JMU、次世代省エネ貨物船「ヒュージクマノ」引渡し

2020年8月26日 (水)

▲ヒュージクマノ(出所:JMU)

ロジスティクスジャパンマリンユナイテッド(JMU)は26日、津事業所(三重県津市)で建造していた次世代省エネ型バルクキャリア「ヒュージクマノ」を25日に引き渡したと発表した。

ヒュージクマノは鉄鉱石/石炭の太平洋トレード用のケープサイズバルカーとして、17隻を引き渡した載貨重量20万9000トン級バルクキャリアの新構造規則適用版の6番船。

SOx(硫黄酸化物)スクラバーを搭載し、1月1日から一部指定海域を除いた一般海域へ適用されるSOx排出規制に適合する。このほか低抵抗・高効率を追求した最適船型、独自開発の省エネデバイス、GHG(温暖化ガス)排出規制の先取り対応、低風圧居住区、電子制御エンジン・低摩擦塗料・大直径プロペラなどによる高い燃費性能、バラスト水処理装置――など、多彩な環境性能の高さが特徴。

船体は全長299.99メートル、幅500メートル、深さ25メートル、喫水18.4メートルで、総トン数は10万7450トン。主機関に「MAN-B&W 7S65ME-C8.5ディーゼル機関」1基を備え、航海速力は14.5ノット。