組合せ最適化でグルーヴノーツと東芝が協力

サービス・商品量子コンピュータを用いて物流・配送業務を最適化するソリューションを提供しているグルーヴノーツ（福岡市中央区）は25日、人工知能（AI）と量子コンピュータを組み合わせたクラウドプラットフォーム「マゼランブロックス」が、東芝の「シミュレーテッド分岐マシン」に対応した、と発表した。

シミュレーテッド分岐マシンは、複雑で大規模な組み合わせ最適化問題を高速で解くもの。東芝は、さまざまな分野での社会課題の解決に向けてパートナー様と実証実験を実施しており、両社は互いに協力することでさまざまな分野の社会課題の解決に取り組む。

グルーヴノーツが提供する「マゼランブロックス物流最適化ソリューションセット」は、量子コンピュータによる組合せ最適化モデルや業務機能があらかじめ組み込まれており、配送先やドライバー、配送車の情報を入力すると、現場の各種条件を考慮した上で、積載率を最大化し、配送距離・時間を最小化するルートを自動的に導き出すもの。9月1日に発売している。

▲「マゼランブロックス」が取り組むテーマ（出所：グルーヴノーツ）

グルーヴノーツ、量子コンピュータで物流最適化