ロジスティクスANAカーゴは29日、関西国際空港の輸出貨物ビルと輸入貨物ビルを統合し、11月1日から現在の輸出貨物ビル内で輸出入貨物の取り扱いを開始することに関連し、同社ホームページ上で11月以降の新しい運用方法を告知した。
輸出貨物は、受託方法など現在の作業工程に変更はない。フォークリフト受託エリアに貨物を搬入する場合は、係員の誘導に従うよう求めているほか、エリアが混雑している時は受託を制限する場合があるため、大口貨物はトラックで搬入するよう求めている。
輸入貨物は、待受管理アプリ「Air(エア)ウェイト」による事前予約の受け付けを開始。これまでと同様に窓口対応も可能だが、事前予約を優先し、予約の有無によって係員がバースを案内する。これ以外に現在の作業工程から変更はない。事前予約の受け付けは、当日引き取りの貨物限定で、予約の締め切りは貨物を引き取る90分前まで。
輸出・輸入・国内貨物の受け付けは、同一カウンターで行う。国内貨物の作業工程とNACCS保税蔵置場コード、電話、Eメールなどに変更はない。
■トラックヤードと受付カウンターのレイアウト