荷主オープンロジ(東京都豊島区)は9月30日、メーカーなどによる直販型のECサイト(D2C=ダイレクト・トゥ・コンシューマー)ブランドの支援プログラムにオフィシャルパートナーとして参画すると発表した。
オーダースーツやアパレルのプラットフォームなどを手がけるファブリック・トーキョー(FABRIC TOKYO)主催の支援プログラム「オリジナルラボ・バイ・ファブリック・トーキョー」(Original Lab by FABRIC TOKYO)に丸井グループ、そごう・西武などとともにオフィシャルパートナーに名を連ねるとともに、プログラムに参加する19社に「D2C特有の物流課題」や成功要因についてレクチャーし、物流知識、経験、事例を伝える。
事業の開始当初から、従量課金型の個別見積もり不要な物流サービスを小規模なEC事業者に提供するビジネスモデルで成長してきたオープンロジにとって、成長を目指すD2Cブランドは、ターゲットとする顧客層そのもの。同社はプログラムへの参加を決めた経緯について「数多くのD2Cブランドの物流課題を解決した経験から、D2Cの成長を物流面で支えたいと考えていた」と説明している。