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川崎重工、ばら積運搬船「HSLメキシコ」引渡し

2020年11月6日 (金)

ロジスティクス川崎重工は5日、ストリンガスターラインインク向け・ばら積運搬船「HSLメキシコ」を引き渡した、と発表した。

同船は船首楼付き平甲板型で、穀類、石炭、鉱石、鋼材などの貨物を搭載可能な5つの船倉を備え、ハッチカバー間の船体中心線上に4基の30トンデッキクレーンを装備。荷役設備のない港湾でも荷役作業できるのが特徴。

環境面では、省燃費型の電子制御式ディーゼル主機関を搭載するとともに、抵抗の少ない滑らかな船首形状や推進効率の高い形状のプロペラ、同社が開発したカワサキフィン付ラダーバルブ、コントラフィン付セミダクトなどの推進性能に寄与する技術を採用し、燃費の向上を図っている。

■HSLメキシコの概要
全長:197メートル
幅(型):32.24メートル
深さ(型):18.6メートル
満載喫水(型):13メートル
総トン数:3万4508
載貨重量:6万1167トン
貨物倉容積:7万7539立方メートル
主機関:MAN B&W 6S50ME-B9.3 ディーゼル機関 1基
航海速力:14.5ノット
乗船定員:25人
船籍:パナマ