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船橋と座間では新施設着工

三菱地所、海老名市で6.4万m2の物流施設竣工

2020年11月30日 (月)

拠点・施設三菱地所は11月30日、神奈川県海老名市で地上4階建て、延床面積6万4200平方メートルの賃貸物流施設「ロジクロス海老名」が竣工したと発表した。大手物流会社が全棟利用する契約を締結済み。

また、千葉県船橋市と神奈川県座間市で「ロジクロス船橋」「ロジクロス座間小松原」の2物件の新築工事に着手。大都市圏に近い物流施設2物件の着工により、同社の開発実績は累計21棟、延床面積167万平方メートルに達する見込み。

ロジクロス海老名は圏央道海老名ICから0.8キロに位置し、東名高速道路厚木ICも利用可能。2023年に新東名高速道路が開通すると渋滞緩和が見込まれる。海老名駅周辺は積極的な再開発が進み、人口増加が見込まれている。

家具ブランド「ジャーナルスタンダード&ファニチャー」とタイアップした休憩室を2か所設け、デザイン性の高い家具・インテリアを配置。ウェブ予約システムに対応する会議室をテナント企業に無償で提供する。

また再エネ事業者のシン・エナジーと共同で、自家消費の太陽光発電設備を設置。発電した電力は施設内で使用し、施設に必要な電力の一部を再生可能エネルギーで稼働させる。

このほか、AI清掃ロボット「Whiz」(ウィズ)を本格導入し、これまで人の手で行っていた一部の清掃業務を代替する計画で、ほかの所有施設にも広げる。感染症対策として、エントランス入り口にサーマルカメラを設置し、施設利用者の体温測定を実施する。

■「ロジクロス海老名」
所在地:神奈川県海老名市中新田5丁目
敷地面積:3万100平方メートル(9100坪)
延床面積:6万4200平方メートル(1万9400坪)
構造:S造、地上4階
用途:マルチテナント型物流施設(複数テナントによる分割可能)
コンストラクションマネジメント:三菱地所設計
設計施工:鴻池組
着工:2019年11月1日
竣工:2020年11月30日

■ロジクロス船橋

所在地:千葉県船橋市南海神1
敷地面積:1万1700平方メートル(3500坪)
延床面積:2万3700平方メートル(7200坪)
構造:S造、地上4階
用途:マルチテナント型物流施設(複数テナントによる分割可能)
設計監理監修:フクダ・アンド・パートナーズ
設計施工:大末建設
着工:2020年10月17日
竣工:2021年12月24日

■ロジクロス座間小松原

所在地:神奈川県座間市小松原2
敷地面積:21900平方メートル(6700坪)
延床面積:4万4200平方メートル(1万3400坪)
構造:S造、地上4階
用途:マルチテナント型物流施設(複数テナントによる分割可能)
コンストラクションマネジメント:三菱地所設計
設計施工:錢高組
着工:2020年11月1日
竣工:2022年1月末