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11月の運輸・倉庫景気DIが2.4P改善、帝国DB調べ

2020年12月3日 (木)

調査・データ帝国データバンクは3日、運輸・倉庫業の11月の景気DIが32.5となり、月から2.4ポイント改善したと発表した。全業種の景気DIは6か月連続で前月実績を上回り、11月は前月比で1.6Pアップの35.4となって持ち直しの動きが継続した。

運輸・倉庫業の景気DIは、昨年12月からことし4月まで5か月連続で悪化し続けた後、増減を繰り返して7月から回復基調に入った形。DI指標の動きを見ると、昨年12月の42.6から年が明けたことし1月に台を割り込み、新型コロナウイルスの影響が大きくなった3月から9月まで20台で推移、10月以降は30台を回復した。

運送会社からは「業界的に見れば、前年同月比で軽油単価は下がっている。自動車製造関連の物流は比較的活性化してきているように感じる」ものの、「第3波の影響が出てくると思う」と先行きを懸念する声も聞かれた。