ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

JICA協力のインドネシア・パティンバン港一部完成

2020年12月22日 (火)

国際国際協力機構(JICA)は21日、円借款事業で建設に協力していたパティンバン港の一部施設が完成し、運営を開始したと発表した。

インドネシアの西ジャワ州スバン県に位置するパティンバン港は、コンテナターミナルと自動車ターミナルを備える港湾で、同国の急激な経済成長による貨物取扱量の増加が既存港だけでは対応しきれない見通しとなったことから、新たに建設された。JICAは2017年11月にインドネシア政府と1189億円の円借款貸付契約を結び、新港の建設に協力してきた。

パティンバン港の建設には、軟弱地盤を改良する技術や短期間で施工する技術など、日本企業の高い技術が活用されており、わずか3年で自動車ターミナルの一部(8ヘクタール)と港湾アクセス道路(8.1キロメートル)が完成した。2021年12月ごろに、先行開港区の自動車ターミナルとコンテナターミナルが完工する見通し。