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東京建物が横浜に2万m2物流施設、テナント内定

2021年1月13日 (水)

拠点・施設東京建物は13日、横浜市都筑区で賃貸物流施設「T-LOGI(Tロジ)横浜青葉」(仮称)の建設に着手したと発表した。国内の大手物流会社による一括借り受けがすでに決まっているほか、埼玉県加須市でも新規の物流施設用地を取得するなど、物流施設開発事業を加速させる。

Tロジ横浜青葉が立地する横浜市都筑区は、東名高速道路、第三京浜道路が利用可能で人口・産業の集積地にも近く、この地理的なポテンシャルを生かして着工前に大手物流会社の入居内定へとつなげた。

施設は敷地面積7万7936平方メートル、鉄骨造、地上4階建てで、延床面積は1万7053平方メートル。2022年1月の完成、翌2月の稼働開始を目指す。

▲T-LOGI加須(仮称)とT-LOGI久喜の位置関係図

加須市で取得した用地には「T-LOGI加須」(仮称)を開発する計画で、同社の物流施設開発事業で最初の物流施設となった「T-LOGI久喜」(20年6月30日完成)が建つ久喜エリアに隣接。交通の要衝として、物流施設の供給量・テナント需要ともに高水準で推移している。

東京建物では「物流施設ブランド・T-LOGIの名のもと、引き続き堅調に推移している物流施設への需要に応えるべく、物流施設の開発を拡大・加速していく」と今後も開発事業を拡大していく構え。同社が強みとする用地情報取得ルートを生かし、「首都圏に限らず、件数目標は定めずに厳選投資していく」という。

■東京建物「T-LOGI」の開発予定物件一覧