ライナロジクス、マスター不要のAI出荷量予測

サービス・商品ライナロジクス（千葉県市川市）は19日、商品マスターが不要でAIが自動で出荷量を算出するクラウド型ロジスティクス予測システム「LYNA（ライナ）荷姿数量予測」の提供を開始する。

ライナ荷姿数量予測は、配送に必要な車両台数の割り出しを「勘と経験」に頼る物流現場の課題解決を図るサービスで、過去の出荷実績データを用意することで荷姿・数量を予測できる。同社が開発したAIアルゴリズムが出荷実績データを学習し、自動で店舗ごと、コースごとの出荷量を算出することで、出荷作業の効率を高める。

必要な出荷実績データは7日分。学習はすべて自動で行われるため、商品マスターを作成することなく、出荷実績のない新商品であってもカテゴリー情報に基づいてAIが自動で荷姿・数量を推計する。実際に出荷が開始されると、数日分の実績データから自動的に学習・補正され、人が手を加えることなく予測精度が向上する。

■「LYNA荷姿数量予測」サービス紹介ページ
https://lynalogics.com/service/forecast/