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国交省、インフラDXで特車通行手続き即時処理へ

2021年2月9日 (火)

行政・団体国土交通省は9日、インフラ分野において今後推進するDX施策について公表した。同省の「インフラ分野のDX推進本部」が昨年に3回の会合を開催し、社会資本や公共サービスの変革に加えて、業務の非接触化・リモート化への転換や安全性向上などの観点からも議論して取りまとめたもの。物流関連では「特車通行手続き等の迅速化」「港湾関連データ連携基盤の構築」などが盛り込まれている。

このうち「特車通行手続き等の迅速化」については、電子申請システムの導入などにより、これまでは日数を要していた特殊車両通行手続きの即時処理を実現化するほか、道路占用許可や特定車両停留施設の停留許可手続きについても効率化する。また、ETC2.0などの活用により、違反車両の取り締まりを高度化するとしている。

「港湾関連データ連携基盤の構築」では、港湾全体の電子化により物流や行政の各種手続を効率化するとともに、業務の非接触化やリモート化を推進。また、各種データの連携により、港湾施設の効率的なアセットマネジメントを実現するという。

(出所:国土交通省)