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三菱ふそう、2020年は海外主要市場でシェア拡大

2021年3月4日 (木)

国際三菱ふそうトラック・バスはこのほど、インドネシアと台湾でトップシェアを維持するなど、「ふそう」ブランドのトラックとバスが2020年の海外市場で健闘したことを伝えた。コロナ禍により海外の全ての主要市場で需要が落ち込んだものの、シェアは拡大したという。

市場規模が前年比で半分近くに減少したインドネシアでは、ふそうのシェアは48.1%でトップを維持するとともに、さらに拡大。小型トラック「コルトディーゼル」のシェアが58%を記録したことなどが寄与し、中型トラックも健闘した。

▲新型小型トラック「キャンターPRO 5」

台湾でのシェアは32.2%となり、29年連続の首位に。こちらも小型トラック「キャンターPRO 5」が好調で、販売台数が7000台を超えたブランドはふそうのみだった。

そのほか、欧州でのシェアは7ポイント増の26%となり、オーストラリアも1.6ポイント増の13.1%と拡大。ケニア、シンガポール、ニュージーランドなどの重点市場でもシェアを拡大したという。

▲インドネシア市場の好成績に貢献した「ファイター」