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郵船ロジ、成田でCEIVファーマ認証取得

2021年3月15日 (月)

メディカル郵船ロジスティクスは15日、成田空港で医薬品の航空輸送認証基準「CEIVファーマ認証」を取得したと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、海外に拠点を置く監査員による実地監査が難しい状況だったが、「オンラインリモート監査」によって認証を取得した。

CEIVファーマ認証は、国際航空運送協会(IATA)が策定した医薬品の航空輸送品質認証で、医薬品の国際航空輸送の統一基準として各国のGDP(医薬品の適正流通基準)を包括的に網羅した内容となっている。

郵船ロジは、成田空港の運営会社が医薬品貨物の取り扱い拡大に向けて結成した「成田空港コミュニティ」に加盟し、ほかの加盟企業とともにCEIVファーマ認証の共同取得に取り組んでいた。

同社は2016年11月にアムステルダム・スキポール空港で日系物流企業として初めてCEIVファーマ認証を、17年3月にはドイツ・フランクフルト空港でGDP認証を取得している。

アジア域内では、16年7月にジャカルタ・スカルノハッタ空港でインドネシア国内物流企業で初めて、18年3月にはスラバヤ・タンジュンペラク港、ジュアンダ国際空港でスラバヤ近郊の物流企業で初めてGDP認証を取得。18年9月には日系航空フォワーダーとして初めて、関西国際空港でCEIVファーマ認証を受けたほか、GDPに準拠したオペレーション拠点を各国で拡大している。

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