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清水建設、「コンクリート手配システム」を構築

2021年3月23日 (火)

荷主清水建設はこのほど、コンクリート工事の手配関連業務を効率化するための「コンクリート手配システム」を構築したと発表した。関係会社とのデータ連携により、インターネット上で手配業務を一括実施するもので、すでに先行運用している8つの現場で動作確認を完了。今後は新たに着工する東京支店の全新築工事で使用する。

業務の煩雑化や連絡漏れ、誤認などにつながっていた電話やメールによる手配や変更を、デジタル端末の操作に置き換えることで、業務の大幅な効率化を図る。コンクリートの打設後には、帳票類も出力することができる。

なお、同社の試算によれば、工事担当者がコンクリート手配に要していた時間を年間で150時間近く節減することが可能で、協力会社においても1現場あたり年間90時間を節減するという。

(出所:清水建設)