サービス・商品コグネックスは26日、バーコードの読み取りパフォーマンスを監視し、デバイスを管理することによってダウンタイムの防止、製造・物流オペレーションの生産性向上につなげることができるプラットフォーム「Edge Intelligence」(エッジ・インテリジェンス)の販売を開始する、と発表した。
数分で完了するインストール作業の後は、重要なデバイスデータを収集し、その結果を可視化されたダッシュボードに表示。利用者は収集したデータを活用してパフォーマンスの傾向分析や設定変更のモニタリングを行うほか、読み取ることができない画像、妥当性確認に失敗した画像などを取得し、細かく分析することが可能。
現場に設置されている複数デバイスや製造ラインのモニタリング、多数のコネクテッドデバイスの設定、ファーム一括更新——に対応。多様な設定変更を追跡し、報告するオーディットトレイル機能により、「インダストリー4.0ソリューション」と容易に統合させることができる。
同社は「エッジ・インテリジェンスの強力な可視化ツールと診断ツールがあれば、データを基にパフォーマンスの問題を迅速に突き止め、適切な対策を講じることができる」と説明している。