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1-2月のトラック売上再び減少予測、神奈川県ト協調べ

2021年3月26日 (金)

調査・データ神奈川県トラック協会は25日、トラック運送事業者への新型コロナウイルス感染症の影響調査結果を発表した。5回目となる調査は2021年1月8日から15日にかけて行われ、502事業所が回答した。

20年10-12月期(実績ベース)への影響としては、輸送量が減少した(「大幅に減少した」と「やや減少した」の合計)との回答が61%を占めた。前回(20年8-9月)からはやや改善したものの、21年1-2月については緊急事態宣言の影響を受けて減少予測が66.4%と再び悪化傾向を示しており、予断を許さない見通しだ。

(出所:神奈川県トラック協会)

輸送量の動向は、売上高にも直結する。20年10-12月の売上高への影響は、減少したとの回答が60.7%となり、20年8-9月からは10ポイント近く改善したが、21年1-2月の見通しは69.5%が減少を予測しており、再び悪化する可能性が高い。