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東ト協、人材確保支援へ運転免許取得助成事業

2021年4月1日 (木)

(イメージ図)

行政・団体東京都トラック協会は1日、女性ドライバー免許取得助成事業と男性ドライバー免許取得助成事業を行うと発表した。それぞれ女性と男性に限定して免許取得費用の一部を助成するもので、女性向けは2021年度で3期目、男性向けは20年度に続いて2期目になる。

女性向け事業では東京都内の事業所に所属している中小企業を対象に、「営業用トラックの運転に従事する女性ドライバー」の取得免許に応じて、取得価格の3分の2を助成する。助成上限額は大型免許26万7000円(税別)、限定解除を含む中型免許18万円、同じく準中型免許26万7000円で、1事業者につき人まで、助成金を申請できる。23年度までの時限事業として行われている。

一方、男性向け事業の助成対象も女性が男性に置き換わるほかはほぼ同様だが、助成額は大型・中型・準中型免許の新規取得に対して5万円、中型・準中型免許の限定解除審査の場合は3万円と定額制の助成金となる。男性向け事業は女性向けより1年遅れ、21年度で2回目の実施となるが、時限事業の位置づけではなく、恒久的措置として今後も継続される見通し。

■詳細
女性ドライバー免許取得助成事業
https://www.totokyo.or.jp/archives/22662

男性ドライバー免許取得助成事業
https://www.totokyo.or.jp/archives/22648

論説/東ト協が男性限定助成、業界が誤解されかねぬ