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1事業者あたり1人まで、上限10万円を補助、東京では23日から受付開始

全ト協、中型免許取得助成制度を創設、改正まで暫定措置

2014年10月23日 (木)

ロジスティクス全日本トラック協会は、都道府県トラック協会を通じ、会員事業者が普通免許を保有する従業員に中型運転免許を取得させた場合に10万円を上限として交付する「中型免許取得助成金」を創設した。

中型免許制度が改正されるまでの暫定的な事業として実施するもので、今年度の予算額は全国で3000万円。少子高齢化に対応した若年労働者を確保するため、中型免許の取得を支援するもので、都道府県トラック協会が取次ぎ事業として実施する。

これに呼応し、東京都トラック協会は23日、交付要綱を定めるとともに、助成申請の受付を開始した。今年度の受付期間は2015年2月13日までとし、この期間中に提出された申請書が対象となる。予算額は240万円で、1事業者あたり1人まで、上限額は10万円。

ドライバーが個人で中型免許取得費用を支払った場合は助成対象とならず、08年6月2日以降に取得した「新普通免許」保持者が中型免許を取得したケースを対象とする。