年度成約件数初めて減少、荷物情報100万件割り込む

調査・データ全日本トラック協会（全ト協）と日本貨物協同組合連合会（日貨協連）が2日発表した求荷求車情報ネットワーク（ウェブKIT）の3月分成約運賃指数によると、同月の運賃指数は前月比4ポイント増、前年同月比5ポイント減の121となった。3月末時点の求車登録件数は11万4923件で1.5％増えた。

2020年度の加入者数（ID）は6062と前年度末から368ID増加した一方、成約件数は27万1346件で、6.1%減少した。加入者数は一貫して増加し続けているが、成約件数は19年度まで同様に増加傾向を維持していたものの、初めて減少に転じた。

荷物情報件数は91万3847件で、19年度から51万7631件もの減少を記録した。荷物情報は18年度まで増加し続けたが、19年度に初めて減少に転じ、20年度も反転できなかった。6年ぶりに100万件を割り込んだ。