調査・データ沖縄県トラック協会は、那覇市の国際通りで交通渋滞の緩和を目的として3月下旬に実施した「荷さばき車両対策実証実験」の効果検証を把握するため、国際通りに面した店舗向け配送を手がける運送事業者を対象にアンケート調査を行う。
実証実験は3月21日から28日まで、国際通りの県庁駅前エリアで実施。共同配送センターから複数の卸売事業者、メーカーの商品をまとめて国際通りの店舗に共同集配したほか、違法駐車対策としてスタッフが実験区間を巡回し、違法駐車車両への声かけを行った。
アンケートでは国際通りへの配送・集荷ルート、集荷・配送ケース数の推移、集配品に占める冷蔵品、冷凍品の割合、集荷の取引店舗数、集荷時間帯の推移、実証実験の認知度、実験期間中に設置された国際通りの荷捌き駐車区間を周知する看板の認知度、共同集配への参加意向、共同集配センターの設置位置——などを調べる。