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M&Aヤマト運輸と化粧品ブランドを展開するロクシタンジャポン（東京都千代田区）は20日、戦略的パートナーシップ契約の締結を発表した。ロクシタンはヤマト運輸の国内物流ネットワークを活用して、日本国内の店舗や公式サイトでの販売における物流コストの削減を目指す。
また、3年後には化粧品業界で最も高性能な物流センターを確立することも目標とする。確立した物流センターと運営方法は、ロクシタングループのスタンダードモデルとして国際展開する考え。
ロクシタンはECの拡大による今後の物流の増加と消費者ニーズの多様化に対応するため、オペレーションやサプライチェーンの最適化のためのパートナーを模索していたところ。ヤマト運輸の全国に展開する倉庫ネットワークや輸配送ネットワークにより、店舗・EC双方の在庫を適正化し、スピード納品や輸配送費用の低減などで顧客満足度を高めるという。
▲両社が目指す姿のイメージ（出所：ロクシタンジャポン）
ヤマト運輸は今後、管理システム上で最適な輸送方法を選択するとともに、在庫の偏り・欠品の解消、公式サイトで購入した商品の受取可能日の前倒し、受取方法の多様化などを実現する考え。また、環境保全活動に関しても協働し、各種施策を進めるとしている。
