ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

中国日通、高麗海運上海とドア・ツー・ドア商品化

2021年4月27日 (火)

国際日本通運によれば、同社の中国法人の日通国際物流(中国)はこのほど、韓国の高麗海運(KMTC)の中国本社である高麗海運(上海)と、日中間の海上輸送におけるドア・ツー・ドア一貫輸送サービスの商品化に向けた覚書を締結した。

海外内陸地発着のドア・ツー・ドアサービス需要が高まる中、主に中国発着のアジア域内海上コンテナ輸送サービスを提供する高麗海運(上海)と、発着港前後の倉庫・配送・通関業務などに強みとする中国日通が提携することで、ドア・ツー・ドア一貫輸送体制を構築するとしている。将来的には中国・東南アジア間など、KMTCが航路を持つアジア域内へのサービス拡大も検討する。

高麗海運(上海)は、韓国2位・世界14位の船腹量を有するKMTCの中国法人として1944年に設立。日本通運は今回の提携により、中国などにおける日系・非日系企業への国際海上輸送サービス提供を強化し、海運フォワーディング事業を拡大する考え。