行政・団体コマツは28日、フォークリフトのアクセルペダルに備えられているアクセルリターンスプリングの強度が不足しているものがあるとして、国土交通省に4792台のリコールを届け出た。そのまま使用を続けると当該部品が折損し、アクセルペダルが全開のまま戻らなくなるおそれがあり、キーオフ後の走行が不能となる。
対象となる車両は2002年(平成14年)9月30日から20年(令和2年)10月2日に製作された34車種4792台で、対象全車両のリターンスプリング一式を暫定対策として新品に交換し、恒久対策が決定次第、速やかに実施するとしている。これまでに不具合や事故は報告されていない。
■改善か所説明図(出所:国交省)