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アライプロバンス、物流施設でGデザイン賞目指す

2021年5月10日 (月)

拠点・施設アライプロバンス(東京都墨田区)はこのほど、千葉県浦安市の浦安鉄鋼団地内で建設中のマルチテナント型物流施設「アライプロバンス浦安」について、完成後にグッドデザイン賞の獲得を目指すことを表明した。国内外で数多くの受賞歴がある建築家・デザイナーの菅原大輔氏を起用し、施設全体のビジョン設定や、施設前のバス待合所、外構部の設計などに工夫を凝らす。

▲「アライプロバンス浦安」の完成イメージ

アライプロバンス浦安は、延床面積3.4万平方メートルのスロープ付き物流施設で、ことし10月末の完成に向けて工事が進められている。同社の新井太郎専務は4月末に実施した上棟式の場で、「ありきたりな物流施設にはしたくない」という思いで菅原大輔氏に依頼したことを公表。菅原氏は、「工業団地の風景を更新する物流倉庫」を目指し、プロジェクトに取り掛かる。

具体的には、施設前のバス停の待合所と庭園を組み合わせ、「道の庭」として構成。施設前中央部には「四季の庭」、施設裏手の海沿いには「海の庭」をそれぞれ設け、テーマパークで使用されるような植栽を用いてテナント従業員に憩いの場を提供する。施設裏手の「海の庭」は、かつて同地で鉄工所の工場長を務めていた新井専務が従業員と親交を深めていた思い出の場所。新たに物流施設で働くテナント企業の従業員にも息抜きや親交を深める場として提供し、従業員が誇りを持って働けるような物流施設を目指す。

▲バス停を含む道路側に「道の庭」、中央部に「四季の庭」、施設の裏手に「海の庭」を設ける

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