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JMU、ワンハイ向け3000TEU型コンテナ船引渡し

2021年5月28日 (金)

荷主ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は28日、呉事業所(広島県呉市)で建造していたワンハイラインズのシンガポール法人向け3055TEU型コンテナ船「ワンハイ329」を引き渡した。

このコンテナ船は、JMUが新規開発した「ホールド内最大12列×6段、デッキ上最大14列×7段のコンテナを積載することができる3055TEUコンテナ船」の8番船で、アジア発着、アジア域内の海上輸送量が増加しているのに伴い、中長距離の定期航路への投入を想定し、高い積載能力を確保。環境性能と運航性能にも配慮した。

MAN-B&Wの最新デザインとなる電子制御エンジン「Mark10.5」を採用、冷却海水ポンプのインバーター制御も搭載し、燃費性能を高めた。

(出所:JMU)

■ワンハイ329の概要
主要寸法:全長203.5メートル×幅34.8メートル×深さ16.6メートル×喫水11.5メートル
載貨重量:3万7160トン
総トン数:3万468総トン
主機関:MAN-B&W7S70ME-C10.5ディーゼル機関1基
航海速力:21.6ノット
定員:25人
船級:ABS
船籍:シンガポール