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JMU、3055TEU型コンテナ船「ワンハイ326」引渡し

2021年3月8日 (月)

荷主ジャパンマリンユナイテッド(JMU)はこのほど、呉事業所(広島県呉市)で建造した3055TEU型コンテナ船「WAN HAI(ワンハイ)326」を、シンガポールのワンハイラインズに引き渡した。同社が開発した、ホールド内に最大12列×6段、デッキ上に最大14列×7段のコンテナを積載することができる3055TEUコンテナ船の5番船となる。

高い積載能力に加えて、自社で開発した省エネデバイスなどにより、従来船に比べて燃費を大幅に削減した。また、INS(統合型航海システム)や全天候型ブリッジの採用により、航海中や離着桟時の操船の安全性も向上させた。中長距離の定期航路への投入を想定するという。

■「WAN HAI(ワンハイ)326」の概要
主要寸法:全長203.5メートルx幅34.8メートルx深さ16.6メートルx喫水11.5メートル
載貨重量:3万7160トン
総トン数:3万0531トン
主機関:MAN-B&W 7S70ME-C10.5 ディーゼル機関1基
航海速力:21.60ノット
定員:25名
船級:NK
船籍:シンガポール