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佐川とソフトバンク、配送ロボの信号横断に成功

2021年6月15日 (火)

▲実証実験の様子(出所:SGホールディングス)

調査・データ佐川急便とソフトバンクは15日、自動走行ロボットと信号機の連携による屋外配送の実証実験に成功したと発表した。実験は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の事業実施者として4月下旬に実施したもので、両社によれば日本での信号機と連携した屋外配送実験の成功は初めて。

今回の実験では、自動走行ロボットと信号機の連携システムを開発し、ロボットは信号機の表示情報を受信して、表示に従い交差点を横断。公道を安全に走行しながら荷物を配送した。また、走行中の荷物の温度変化や段差による衝撃を測定し、ロボットによる配送の有効性を確認。スマートフォンアプリによるロボットの位置確認や、目的地到着時の通知受信などについても確認したという。

ソフトバンクは現在、東京都が提唱する「スマート東京」の実現に向けたプロジェクトを、東急不動産とともに港区竹芝で取り組んでいるところ。佐川急便とソフトバンクは、昨年12月から竹芝エリアで自動走行ロボットによる配送サービスの実証実験を続けている。