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丸紅、日本郵船の電子決済サービス会社に資本参加

2021年6月21日 (月)

荷主丸紅と日本郵船、Transnational Diversified Group(TDG、フィリピン)は21日、日本郵船とTDGが共同で設立したMarCoPay(マルコペイ、同)に丸紅が出資し、船員向け電子通貨プラットフォームサービス事業に参画すると発表した。

マルコペイが運営するのは、外国人船員を主な対象とした電子決済や国際送金の可能なプラットフォーム。このたび、丸紅はマルコペイへの資本参加により、自社が展開する金融や医療、通信など各種事業との連携により、船員とその家族などに提供できるサービスを拡充する。

外航船では、電子決済が進んでおらず、給与支給も現金で行われている場合が多い。船員の家族への送金時に発生する手数料など、現金取扱業務の経費負担もあり、改善を求める声が上がっているという。