キャリロに台車と自動で着脱できる新機能を搭載

荷主ZMP（東京都文京区）は1日、物流支援ロボット「キャリロ」にカゴ台車やスリムカートなどの汎用台車と自動で装着や脱着を行う新機能を搭載したと発表した。搬送業務の完全自動化ニーズの高まりを受け、キャリロと台車との連結や離合を自動で行える機能を加えた。

台車やスリムカートなど、物流現場で活用するさまざまな運搬機器を改修せずに、そのまま対応できる。キャリロのシステムや構造を改良し、目的地で牽引する運搬機器を着脱できるようにしたことで、作業現場の効率をより高められるという。キャリロや台車などに作業者が触れる頻度も減らせるため、現場の非接触化を実現でき、感染症対策にもつながりそうだ。