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ZMP、無人宅配ロボデリバリー実現について発表

2021年7月13日 (火)

ロジスティクスZMP(東京都文京区)は13日、この日開幕した「ZMP World 2021」で、無人宅配ロボ「デリロ」を活用したロボットデリバリーインフラの実現について発表した。

デリロは、複数のカメラやレーザーセンサーを利用して周囲の通行人を検出し、自動で回避したり障害物の手前で安全に停止する機能を有するほか、声で存在を知らせるなど、周囲との共生や安全走行が可能なロボット。宅配サービスを実現するため、自律移動可能なロボット、ユーザー用・店舗用アプリ、ITサービスをパッケージ化して提供する。

ZMPと協業契約を結んでいるENEOSホールディングスは、デリロをサービスステーションなどに配備し、食料品や日用品など異なる店舗の商品を同時に一般消費者へ配送できる独自のデリバリーインフラの構築を目指し、ことし2月に最初の実証実験を東京都中央区の佃・月島エリアで実施。記述的・ビジネス的課題を考慮し、さらなる実用化を見据えた2回目の実証実験を検討している。

ZMP、東京・佃エリアの公道で無人宅配の実証実験