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山九1Q、海コン増などで3年ぶり経常増益

2021年7月30日 (金)

財務・人事山九が7月30日発表した、2022年3月期第1四半期連結決算は、売上高が前年同期比0.4%減の1368億9800万円、営業利益が同8.0%減の84億400万円、経常利益が同1.2%増の87億1600万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同16.1%増の55億3300万円となり、第1四半期としては3年ぶりに経常利益が増加に転じた。

主力の物流部門は、国際物流事業で航空貨物の取り扱いが増加したことに加えて、東南アジアや香港での自動車部品や電子部品にかかる物流ビジネスや中東の化成品輸送が回復した。一般輸送・3PL事業では、国内の製品輸送の増加や輸送単価の改定などが寄与した。港湾事業の海上コンテナ取扱増もプラス材料となった。

2022年3月期の通期連結業績予想については、ことし5月10日に公表した数値を据え置いた。