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トナミHD1Q、3PL拡大などで大幅増益に

2021年8月11日 (水)

財務・人事トナミホールディングス(HD)が11日に発表した2022年3月期第1四半期連結決算は、営業収益が325億8600万円(前年同期比3.2%増)、営業利益が18億6600万円(同84.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益が14億9300万円(同6.1倍)で、第1四半期としては3年ぶりの増収増益となった。

営業収益の9割超を占める主力の物流関連事業は、営業収益が309億4400万円(同7%増)で、営業利益が17億7700万円(同95%増)だった。新規顧客の拡販や既存顧客の深耕、3PL事業の拡大などにより売上高は増加。利益面は昨年度から取り組んでいる運送形態の効率化や輸送業務の内製化、事務作業の生産性向上によるコスト管理強化などにより、コロナ禍の影響を受けた前年度から大きく増加した。

2022年3月期の通期連結業績予想は、ことし5月12日公表の前回予想数値を据え置いた。